私たちの考え方

「バイタルなび」の挑戦

消費者とセラピストのかけ橋に

バイタルなび事業は、消費者サイドと事業者サイド、それぞれの問題を解決するためのサービスです。私どもはWeb制作・システム開発会社であると同時に、ヘルスケア情報サービス業者でもあります。制作・開発会社として、クライアント企業様にWeb戦略やBPRをご提案している以上、私たちも同様の手法で、ヘルスケア情報サービス事業を成功させなければなりません。
「バイタルなび事業」に対しては、純粋に健康づくりの役に立ちたいとの想いと、一方では制作・開発会社としての意地があります。モアシスにとっては絶対に成功させなければならない事業です。

○消費者サイドの問題
私たちがバイタルなび事業を始めた2005年は、当時の小泉総理が経済構造改革を進め、郵政解散をした年でした。経済界では、IT企業によるテレビ局株式の取得が話題になり、日経平均は、1万5千円台を回復し経済の回復基調が見え始めた年でした。文化芸能・スポーツ分野でも、大物女優の結婚や離婚、または、力士や狂言師のお家騒動、FIFAワールドカップアジア最終予選など、いろいろ話題があり、今思えば、活気があった年だったと思います。
表向きの活況とは裏腹に、「格差社会」という言葉が使われだしたのがこの頃で、消費者にとっては決して、楽な生活環境ではありませんでした。経済が回復基調にあるといえどもサラリーマンの賃金は下がり続ける一方で労働時間の増加、中堅社員への責任集中、社内人間関係の崩壊など、ストレスの要因になる現象が発生したのもこの頃です。ストレス社会という言葉もこの時期によく耳にしました。

私どもの周りでも、ストレスにより心身の不調を訴える方が増え、場合によっては、出社できない状況にまでなってしまう方もいました。出社ができない、仕事に集中できないなどの理由により、報酬に見合った仕事ができなくなってしまった場合、当然、減給や配置転換、あるいは肩たたきなどの事態も覚悟しなければなりません。そうなる前に、心と体の健康管理に気を付ける必要があります。

健康管理やストレス発散には、さまざまな方法があります。病院に行く、長期休暇を取る、休日ひたすら寝る、体を動かす、お酒やカラオケで発散する、リラクゼーションサロンに行くなど、人それぞれ、自分に合った方法があります。
私たちは、まだ病気ではないが調子が悪い状態(東洋医学では未病といわれている状態)においては、アーユルベーダや鍼灸などの伝統医療、アロマテラピー、ヨガ、スパなど、各種健康系サービスの利用が有効な手段の一つだと考えております。健康系サービスはまだレジャーサービスの延長で認識されている方が多く、積極的に健康管理には活かされていません。
私たちは、病気になる前に、健康系サービスを活用し、健康管理に役立てていただきたいと考えています。

○事業者サイトの問題
Webサイト構築事業をしていることから、必然的に知人、友人など様々な業種の方からサイトの作り方や、サイトでの集客方法について相談を受けます。

ドメインの取り方、レンタルサーバーの選定、サイト構成・コンテンツのアイディア、サイト制作ソフトの使い方、HTMLの書き方、写真の乗せ方、など個人の方なので相談内容は様々でした。
ただ、サイトを作る目的については、相談に来られた方のほとんどが共通で、“集客”が目的でした。
集客のために、サイトを作るだけでなく、チラシポスティング、フリーペーパーや地域情報誌への掲載、ポータルサイトへの広告掲載など様々な活動をしていました。
利用した結果を伺ってみると、どの方法も一長一短があり、決定的な方法はないとのことでしたが、ポータルサイトへの掲載効果は、認めているようでした。
ある意味当然の結果です。そもそもサイトランクが高いポータルに登録すれば、個人で運営しているごくごく一般的なサイトの効果よりも、高い効果が得られるはずです。
効果が得られるのであれば、てっとり早くポータルに掲載すれば済むことですが、費用やサイトの方向性など、掲載に至るまでの障害があるようでした。

特に健康系サービスの場合は、サイトの方向性が障害になることが多いようでした。
健康と美容はサービスの線引きがあいまいで、有料ポータルはどうしても売り上げが見込める美容系サービスを中心にコンテンツを配置しています。健康を目的にしている事業者にとっては、美容を目的にしているサイトユーザーに見てもらっても、あまりメリットがありません。
また、医療サービスを中心にコンテンツを配置しているサイトに、登録した場合には、医療系サービスにサイトユーザーが流れてしまうので、あまりメリットがありません。

私たちは、健康系サービスの集客のためには、非医療系の健康サービス専用のポータルサイトが必要だと考えました。

私たちは、消費者と事業者それぞれが抱える問題を解決するために、「バイタルなび」を運営しています。

このサービスに関するお問い合わせ
TEL:03-5341-4503(10:00~18:00/担当 小澤)

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