私たちの考え方

ブランディング(企業ブランドづくり)

Webサイトで出来ること

ブランドづくりの活動は、プロモーションや広告宣伝だけでなく、企業活動全般に及びます。ブランドロイヤリティーが高いお客様(ファン)を増やすためには、広告宣伝だけではなく、製品やサービスを実際にお客様に経験してもらい、信頼を得る必要が有るからです。
ブランドづくりのために、企業は、製品やサービスのコンセプトや、スタッフの行動規範やサービスマニュアルなど、企業活動全般について見直しが必要になる場合があります。

顧客がロイヤルカスタマー(ファン)になるまでの経過

ブランディングは企業活動全般に及ぶ活動ですが、活動の一端をWebサイトが担うことができます。

○認知段階での活動
上図の顧客がファンになるまでの過程において、顧客が企業ブランドを認知する手段として、Webサイトが大きな役割を果たしていると考えられます。

それを裏付ける理論として、電通により提唱された「AISAS(アイサス)の理論」が注目されています。
消費者が消費に至るまでの行動については、1920年代、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱した「AIDMA(アイドマ)の法則」が有名でしたがインターネットが普及するにつれて、新しいマーケティング理論が検証されています。

AISAS理論
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→ Share(共有)
※AISASは株式会社電通の登録商標です。

ここで注目すべき点は、Search(検索)とShare(共有)が定義されている点です。共に、インターネットが普及する以前から、消費行動として行われていた行為ですが、インターネットの普及により、検索、共有がより容易になり、一般化されたとの認識でしょう。
また、Attention(注意)には、TVや新聞・雑誌などの広告に加え、Share(共有)された口コミ情報など、Webサイトも含まれると考えられます。

AISAS理論が正しいと仮定すると、消費行動にWebサイトが担う役割は大きいと考えられます。

実際に、有名なブランド企業ではブランドステートメントをサイトに記載し、ブランドに則したWebサイトを構築しています。また、クチコミサイトやブログを使いShare(共有)を誘導している企業も数多く登場しています。

○体験段階での活動
消費者は、企業からの約束(品質保証)に対し、身をもって体験し、初めて信頼します。
“体験”プロセスは、店頭での商品購入やサービス体験だけに限定されたプロセスではありません。消費者にとってWebサイト利用や、メールや電話による問い合わせをした時点から“体験”は始まっています。
Webサイトのデザインや使い勝手や問い合わせに対する対応が、消費者が抱いているブランドイメージに反する場合、ブランドに対する不信感が生まれます。

ここで生まれた不信感は、瞬く間にShare(共有)されてしまいます。

ブランドイメージを体現すWebサイトを構築する必要があることはもちろんのこと、顧客接点となるカスタマーサポートにも力を入れる必要があります。
インターネット通じた顧客サポートはプラスアルファのサービスの一環として位置付けられがちですが、ブランディング活動の一環として、積極的にユーザーにブランド体験をしてもらう場に方向転換する必要があります。

このサービスに関するお問い合わせ
TEL:03-5341-4503(10:00~18:00/担当 小澤)

お問い合わせフォーム