私たちの考え方

成功するプロジェクト

プロジェクトを成功に導くプロジェクトマネジメント

プロジェクトを成功に導く手法は、さまざま分野で研究されています。ソフトウェア業界に限らず、プロジェクトの管理手法として、 「プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK)」が有名です。
PMBOKは非常に有効な手法だと認識しておりますが、スコープやクリティカルタスクの設定、WBSの策定など、あえてテクニック的な手法ではない成功要因について、経験則から述べさせていただきます。
弊社の経験則ですので、外部リソース(開発会社・制作会社)を利用した、機動性が求められる小規模プロジェクトに限定させていただきます

成功要因 1 プロジェクト責任者と制作・開発担当者の心理的距離が近いこと

クライアント企業様のプロジェクト責任者と開発会社や制作会社の担当者が、プロジェクトの目的を共有し、問題意識と問題を解決した時の喜びを共有し、心理的な距離が近いことが最大の成功要因になると考えております。アイディア出しの段階から、相談を持ちかけられた案件については、受託側としても思い入れがあり、成功したいとの思い入れが強くなります。

成功要因 2 本音で意見をぶつけ合えること

「心理的距離」とほぼ同義になりますが、クライアントと開発会社や制作会社どちらか一方が我慢している状態では、いいアイディアや解決策は生まれません。システムが分からないからシステム会社には頭が上がらない、なんてこともよくあるようです。それでは、いいパートナーシップは結べません。また、一方では、所謂下請けの扱いをするクライアント企業様もいらっしゃるようですが、これも、いいパートナーシップは結べません。お互いそれぞれの強みがあります。それぞれの強みを尊重し、意見ぶつけられることが、プロジェクトを成功に導く要因です。

成功要因 3 適度な時間的余裕を持てること

システム開発、Webサイト構築、何れも思った以上に時間がかかる作業です。また、時間をかけるほど、完成度が高いプロダクトができます。
しかしながら、いくらでも時間を掛けられるものではありません。時間=コストです。プロジェクトマネージャーはどの程度時間を掛けられるか把握し、現場の制作・開発スタッフが余裕を持って作業に当たれるようにする必要があります。
システム、サイト、何れも時間的な余裕がなく突貫で作ったものは完成度が低くなりがちです。

成功要因 4 クライアント企業様のプロジェクト責任者にある程度の権限と時間的猶予が与えられていること

クライアント企業様のプロジェクト責任者に時間的猶予と権限が与えられていない場合には、プロジェクトがうまくいかないケースが多く見受けられます。
時間的余裕が与えられてないと、目先の利益にとらわれ、本質的な問題解決ができなくなり、また、権限が与えられてないと、意思決定に時間が掛り、スケジュールが遅れるだけでなく、コストが膨らむ要因になります。

このサービスに関するお問い合わせ
TEL:03-5341-4503(10:00~18:00/担当 小澤)

お問い合わせフォーム